ECU TUNING

ABOUT GOTTLIEB ECU TUNING

GOTTLIEB JAPAN ― ECUチューニングの本質と真価

― エンジニアリングが芸術へと昇華 ―

GOTTLIEB JAPAN は、レースおよびチューニングの世界で 30年以上のキャリアを持つドイツ・カールソンのマイスターエンジニアと専属契約を結んでいます。
そのマイスターは、メルセデス・ベンツ界において歴史的に名を刻むハイエンドブランドのチューニングを手掛け、
コンプリートカー、ハイパフォーマンスチューニングカー、レーシングカーの開発現場を長年にわたり率いてきた人物です。

彼が有するのは、単なる“データ編集”ではなく、
走行フィール、熱管理、素材特性、車両個体差までも考慮した 欧州トップレベルのキャリブレーション技術。
その精緻なエンジニアリング思想を、GOTTLIEB JAPAN は忠実に継承し、
現代メルセデスが持つ潜在能力を “美しく、破綻なく” 引き出すことを使命としています。
各国4,000社以上が採用する国際基準に基づき、DYNOテストで検証済みの唯一無二のプレミアム・チューニングファイルを供給しています。

私たちが提供するのは「速さ」だけではありません。
精妙な制御・上質なフィーリング・そしてエンジン本来の美しさを蘇らせる、エンジニアリングアートです。

■ ECUチューニングの真髄

現代のエンジンは、膨大なパラメータを制御するECUによって成り立ちます。
燃料噴射、点火タイミング、過給圧、空燃比、さらには排出ガス制御まで──そのすべてが緻密なロジックの上で成立しています。

しかし、メーカー設定は世界各国の燃料品質や使用条件を想定し「大きな安全マージン」を残した状態です。
GOTTLIEB JAPANのECUチューニングは、このマージンに潜む“未使用領域”を精緻に磨き上げ、純正ハードウェアの能力を上限まで美しく引き出す作業と言えます。

さらに、現代のECUチューニングは可逆性を持ち、必要に応じて純正プログラムへ完全復元が可能。
機械的に車両を改造するチューニングとは一線を画す、インテリジェントで上質なアプローチです。

■ Stage 1 ― 純正ハードウェアのポテンシャルを極める

ステージ1は、車両に手を加えることなく「ソフトウェアのみ」で性能を高める、最も洗練されたアプローチです。

我々のプライスリストはこのステージ1のチューニングが基本となります。

● Stage 1 の本質

  • 純正ハードウェアのみで完結
  • ECU内部のマップを最適化
  • メーカーが意図的に抑制している領域を精密に開放
  • 完全な信頼性と高い再現性

● 主な最適化ポイント

  • 点火時期の最適化:プレミアム燃料を前提に精密調整
  • 燃料マップの最適化:パワーと燃費効率を両立
  • 過給圧制御の高度化(ターボ車)
  • スロットルレスポンス向上:鋭くダイレクトな反応へ

● 期待できる性能向上

エンジンタイプにより異なりますが例として:

  • 2.0Lターボ:+25〜45hp
  • 3.0Lターボ:+35〜65hp
  • 大型ターボ:+50〜80hp
  • ディーゼル:+30〜100hp

● 数値を超えた上質な変化

  • 燃費が 5〜15% 向上(通常走行時)
  • ターボラグの大幅低減
  • トランスミッション制御の滑らかさ向上
  • 熱管理の改善による安定した性能

Stage 1 は、最もコスト効率が高く、日常の上質さを劇的に高めるエントリーポイントです。

サーキット走行や高速域の加速を重視するオーナーに最適で、車両がまったく新しいキャラクターへと昇華する領域です。

ハードウエア追加によるステージ2、ステージ3についても対応可能ですのでお問合せください。

 

安価なECUファイルには、それ相応の理由があります。
市場には、十分な知識や経験を持たない者が作成したファイルが溢れており、その多くは既存データの寄せ集め、あるいは実車検証を伴わないAI生成データです。
テスト工程を経ていないファイルは、当然ながらトラブルを引き起こし、最悪の場合はエンジンを損傷します。

GOTTLIEB JAPANが最も問題視しているのは、そうした“低品質ファイル”が、まるで正規のチューニングであるかのように流通している現状です。

たとえば、E200のチューニングファイルを探す場合を考えてみてください。
確かに、WinOLSユーザー向けに安価なファイルを提供するサービスは存在します。
しかし、その世界に入るにはまずWinOLS本体の購入、専門講習の受講、技術訓練など、プロフェッショナルとしての長い道のりが必要です。

それでも、あなたの車両に完全一致するソフトウェアバージョンのファイルが見つかる可能性は極めて低いのです。
モデル・年式・スペックが同じでも、ECUソフトは車両ごとに細かく異なり、
トランスミッション、駆動方式、地域仕様、オプション装備などでデータ構造が大きく変わります。

真のチューニングとは、WinOLSでECU内部の膨大なマップを正しく解析し、
安全性・耐久性・性能の“理想的なバランス”を設計する精密作業です。
これは、数年では到達できない高度な専門領域であり、
“安価な量産ファイル”では決して再現できません。

ネット市場では、

  • DPF/EGR/NOx/Vmax/Decat … 50ユーロ
  • AdBlue、Pops&Bangs … 100ユーロ
    といった“パッケージ価格”が溢れていますが、これは技術力でも品質も伴わない、多くはAI自動生成からなる安易な製品にすぎません。

その結果、これらのファイルをインストールすると不安定な制御・異常振動・変速ショック・排気系トラブルなど、
お客様にとって重大なリスクが常につきまといます。

✖我々のチューニングでは触媒やターボシステムの損傷が恐れがあるためにバブリング等は施工しません。